ソニーより「切り換え可能な3つの指向性を搭載した“1台3役”の小型ショットガンマイクロホン」ECM-B10が発表されました。
ちょう品薄機種「ECM-B1M」譲りの見た目や性能で狙っている人も多いのでは無いでしょうか?
見た目や性能、値段まで詳しく見ていきましょう。
指向性
重さ72g、幅 27.4 mm x 高さ 81.7 mm x 奥行き 79.3 mmのモノラル小型ショットガンマイクロホンです。
注目すべきは「3つの指向性」です。
①鋭指向性
カメラの正面の音をクリアに収録。周囲の音を抑えて、真正面の音をしっかり拾います。1人のインタビュー撮影や自撮りでのVLOG撮影に便利です。
②単一指向性
背後の音は抑えつつカメラの前方の音をクリアに収録。カメラの横もクリアに収録。鋭指向性はカメラ真正面一点の音を集中的に収録するのに対して、単一指向性は、前方を大きく録る点です。
前方からの複数人での対談などの収録に便利です。
③全指向性
すべての方向を同様の感度で収録。カメラの四方八方同じ感じで録るので、環境音の収録や撮影者の声も含めた収録に便利です。
マルチインターフェースシューに対応
マルチインターフェースシュー対応、カメラからの電源供給によりケーブルレス撮影、バッテリーレス撮影が可能になりました。
ECM-B10が届くまではゼンハイザーのMKE-200を使用していました。これでも全然高音質で収録できるのですが、プラグインパワーでバッテリーレスでの収録は出来るのですが、他社製品を使うとマルチインターフェースシューは絶対に使えないのでコードを使う必要がありました。
でもセットするだけで即収録できるのは、とてもストレスが減ります。
デジタルオーティオにしている対応機種は(2022年7月現在)
α1、α9Ⅱ、α7RⅣ、α7sⅢ、α7Ⅳ、α7c、FX3です。
もちろんデジタルオーディオインターフェース非対応のカメラでもソニーのマルチインターフェースさえ付いていれば、高音質で収録可能。
値段
7月29日発売のECM-B10の値段は27,700円でECM-B1Mと比べると1万円安くなっています。
ECM-B1Mは品薄で中古市場が高騰しているためECM-B10はもっと安く感じるかもしれません。
買う?買わない?
筆者の場合は元々から品薄のECM-B1Mが欲しかったのでもちろん買おうと思っています。(自分への誕生日プレゼント)
ECM-B1Mが人気で品薄ですので、ECM-B10も半導体不足と相まってすぐに品薄になる恐れがありますので、少しでも買いたくてお財布に余裕のある人は買っておいて損は無いのかもしれません。